「靴、ヒールを履くと親指が痛い」「足の親指が外を向いてきた気がする」「足裏の変なところにタコが出来た」 … このような症状でお困りではないですか?
それ、外反母趾かもしれません
症状として
・足の親指付け根の痛みや腫れ
・親指が外側に向いてしまう(母趾の変形)
・靴などを履くと親指の付け根が痛くなる
等の症状が現れます
なりやすい人として、女性の方が男性よりも多くこれに関してはパンプスなど足先が狭い物や、ヒールを履くことにより指の付け根に圧がかかるからです。
※ヒールを履くとスニーカーと比べ2~3倍の体重が足の付け根に加わります
もうひとつは遺伝的素因ですが、これは足の形に由来します。自分の足を見ていただき示趾(第2趾)よりも母趾が長いとなりやすいといわれています
題名にも書きましたが「万病のもと」の原因は外反母趾によって身体の歪みが起こるからです
痛みを庇いながら生活していると身体に余計な力が入りそれが日常化すると骨盤や肩甲骨の歪みが現れ、なかなか抜けない肩こりや腰痛などにつながります
当院では外反母趾に対して負担を抱えている筋肉をほぐして体の歪みを整え、包帯やテーピングでの固定や痛みがぶり返さないよう生活指導及びトレーニング法を伝えております
痛みで悩んでいたり、違和感などありましたら私たちにご相談ください
症例 ①
50代 女性
仕事でヒールやパンプスを履くことが多く、数年前から外反母趾の痛みがあったがここ最近痛みが強く、夕方になるとさらに痛みが強くなってきた
左右共に外反母趾が強く、それを庇ってからか臀部(おしり)やふくらはぎ、すねの筋肉が硬くなっていた
筋肉をほぐすため臀部から足のマッサージと外反母趾にはテーピングを行い、先のとがった靴やヒールは控えるよう指導した
治療後は痛みが軽減し、二か月後にはジョギングなどしても痛みが気にならなくなった
症例 ②
60代 男性
慢性的な腰痛持ちの方で最近痛みが強くなってきたので来院された
階段の上り下りや歩いているときに痛みが増強する
腰の治療を行うと症状は楽になるがまた後日痛みがぶり返した
他に原因があると考え、改めて問診や触診などしたところ外反母趾を発見
腰の治療は並行して行いながら外反母趾に関係する場所の治療とテーピングでの矯正をしたところ、腰および外反母趾の痛みを抑えることができた
この方は外反母趾が主訴(一番痛いところ)ではなかったが治療を行った所、腰痛も改善されました
これが上記で述べた体の歪みからくる痛みです
外反母趾に痛みが無くてもそれが原因で他の部分の痛みにつながっている可能性があります
なかなか取れない痛みなどございましたら一度ご相談ください