ランナーの泣き所!膝の外側の痛みとは!?

「ランニング」「ジョギング」しているとき、膝の外側が痛むことはありませんか?

その痛み、ランナー膝(腸脛靭帯炎)かもしれません

あの金メダリストの高橋尚子選手もこの痛みに苦しみました

さて、どういうものかといいますと

ランニングなどで膝に繰り返しの負担がかかると大腿部外側~膝の外側にかけて伸びる靭帯(腸脛靭帯)に炎症が起こります

痛みが出た初期では違和感程度で安静にすると痛み等は落ち着きますが、悪化すると歩いているときや階段の昇り降りで痛みが出現し、膝の曲げ伸ばしがしにくくなります

原因としてオーバーユース(使いすぎ)によるものが多く、過負荷なトレーニングや下肢の筋力不足から発症することもあります

当院では痛めている箇所の炎症反応を取り除くと共に、患部の代謝を上げ早期改善を目指しております。マッサージや低周波治療、鍼灸治療、超音波治療などで患部の循環を良くし痛みを和らげます

痛みが強い場合や、動かなければならない予定がある場合にはテーピングで患部を補強することもできます

どの痛みにも言えることですが、早期発見、早期治療を行えれば通院日数も少なく一日でも早く治すことができます

痛みや違和感などがありましたら我慢せずご相談ください

症例 ①

40代 男性

趣味でランニングをしており、一回で20㎞以上走ることもある

2週間前からランニング中に膝の外側に痛みが出現。自身で湿布を貼ったり、ストレッチをして痛みを和らげていたが来院日の前日に歩行しているだけで痛みが出たので来院された

膝の外側部に炎症反応があり、大腿部全体の筋肉も硬さが目立つ  膝の屈伸時に痛みがあり、腸脛靭帯部の痛みのある部位を押さえながら膝を屈伸させる(グライディングテスト)と痛みが強く出現する

患部の炎症が強かったのでアイシングをし、マッサージと電気治療を行った

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