4月6日(土)の業務終了後に本院の「山王鍼灸整骨院」にて行われた勉強会に参加してきました。
今回は「寝違えに対し効果的な施術法」を学びました。
目次
・寝違えとは何か?
眠りから覚めたときに、首の後方や首から肩にかけての痛みが出て、首が動かなくなってしまったことはないでしょうか?
このような症状は「寝違え」といわれ、年齢や性別を問わず誰にでも発症することがあります。
寝違えが起こると痛みで首を動かせないことにより仕事や家事、勉強に影響を与えてしまいます。
そんな痛みを早期に改善するための方法を今回の勉強会で学びました。
・寝違えの原因とは?
① 寝返りの重要性
睡眠時の寝返りは血流が悪くならないために無意識に行っています。
しかしこの寝返りが少なかったり、寝返りが打ちにくい場合、首や肩の血流が悪くなり筋肉が硬くなります。そして朝起きたときに硬くなった筋肉は損傷しており寝違えの痛みに繋がります。
② 睡眠時の環境
①で述べた寝返りがしにくい環境が寝違えを生じる可能性を上げます。
ソファーでの寝落ち、椅子に座ったままのうたた寝は寝返りがしにくいのは想像できるかと思います。過度な飲酒や仕事、スポーツなどで疲労が溜まりすぎた際にも寝返りの回数は減少します。
その他、使い込んだ寝具も寝違えを起こしやすいです。
使い込んだ布団やマットレスは自分の眠りやすいポジションで眠ります。すると、その部分だけ寝具が沈み込み寝返りしにくいだけでなく、首や肩に余分な負荷をかけてしまします。
③ 起きているときの不良姿勢
日常的に姿勢が悪いと首の負担が増えてしまい寝違えを起こすリスクが高まります。
姿勢不良の原因として多くあげられるのがスマホやPCの長時間の使用です。
下を向いた姿勢が続くと首周りの筋肉が硬くなり頚椎に負担がかかります。
すると頚椎は本来緩やかなカーブをし頭を支えているものが、筋肉の緊張により頚椎は真っすぐになってしまいます。
こちらの「ストレートネック」の記事にも頚椎について詳しく書いてありますのでそちらも参考にしてください。
・寝違えの症状は?
寝違えが起こった直後は炎症が強く、安静にしていても患部の痛みが激しく出現します。
痛みが強いため「上を向きづらい」「後ろを振り向けない」など一定方向に首を動かすことが難しくなります。
症状が強い場合は首から背中にかけての痛みや腕にかけての痛みも出現します。
ただ、上記の症状にプラスして「腕や指に力が入りにくい」「しびれが強い」場合は他の症状の可能性もありますのでそちらもご相談ください。
・寝違えの施術法
寝違え時に損傷しやすい筋肉は「肩甲挙筋」と「僧帽筋」です。
この二つの筋肉は肩甲骨から首周囲にかけて伸びている筋肉で首の動きや肩甲骨の動きに関与します。
これらを痛めると筋肉の走行に沿った痛みを生じます。
今回の勉強会でこの筋肉を効果的に解消する技術を学びました。
・寝違え時、うつ伏せになれない方への「肩甲挙筋」「僧帽筋」に対するアプローチ法
・座位での頚椎の整体調整(当院の整体はバキバキ鳴らさない施術を行っております)
・症状が緩和されてきて、横向きの施術ができるようになった際の肩甲骨周囲の筋肉を更にほぐす施術の一例
・ストレートネックに対し、頚椎の湾曲を戻すアプローチ法
写真はないですがその他にも効果的な施術法を学ばせていただきました。
・まとめ
今回の勉強会で「寝違え」に対する知識を更に深められより良いアプローチ方法をスタッフ全員で共有させていただきました。
大岡山すみれ鍼灸整骨院は患者様に寄り添い、様々な辛い症状を緩和できるよう高い施術品質のご提供を心がけております。
寝違えや首肩の症状でお悩みの方はぜひ当院へご相談ください。
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