先日、業務終了後に当グループ本院の山王鍼灸整骨院にて行われた勉強会に参加してきました。
今回のテーマは『膝の痛みと水について』を学びました!
・膝の痛みはどこから?
あなたはこんな痛みを感じたことはありませんか?
- 歩いていると膝のお皿の下が痛くなる
- 座っている姿勢から立ち上がる際に痛む
- 力を込めた際に膝が抜けるような痛みや不安定感がある
- 運動すると膝周囲に痛みが出てくる
膝痛を引き起こすものとして半月板や十字靭帯、側副靭帯は皆様もご存じかと思います。
他にも、膝蓋下脂肪帯、膝蓋靭帯、滑膜、伏在神経などがあげられます。
・膝に水が溜まるとは?
まず、「関節液」とはなにか?
「膝に水が溜まる」この水というのが「関節液」です。関節液はどなたの膝の中にも存在しており、関節の動きを滑らかにする潤滑油の役割と、軟骨組織に栄養を届ける役割があります。
膝に炎症反応があると関節液が過剰に増えてしまい膝周囲が腫れ「水が溜まった状態」になります。
上の二枚の画像は膝に生じた浮腫の触診法です。
水が溜まった状態だと、膝の皿の動きが悪くなり屈伸運動がしにくくなります。
更に、膝裏まで水が滲出すると今度は座っているだけでも痛みが出現します。
これらは膝関節に関係する筋肉や軟部組織を施術すると痛みを軽減できます。
また、関節液を引かせるために「包帯」を巻き圧迫することにより内圧を軽減することも可能です。
・まとめ
今回は、膝のどこで痛みを発しているか、またそれをどうやって施術していくかを考える勉強会でした。
この勉強会を経て、当院の心掛けている目標「治せる治療家」に一歩近づけたかと思います。
皆様のご期待に応えられるよう、今までよりも更に深い知識と技術を持って皆様の施術を行っていきます。
今後とも「大岡山すみれ鍼灸整骨」をどうぞよろしくお願いいたします。
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